槍ヶ岳 - 槍沢コース
予定より3週間遅れで、やっと念願の山・槍ヶ岳に行ってまいりました。
1・2日目は、快晴!! お天気重視で延期して大正解でした。
1日目
5:20 月祝日を無駄にしたくなくて、夜行さわやか信州号で上高地着。
薄い雲がかかり、蝶ヶ岳からは雲海が見えたかも。
時間がたっぷりあるので、穂高神社奥宮で安全登山を祈願。
早朝の明神池は、ひっそりと神々しい…
前の方々は、どこへ向かってるのかな、何て思いながら歩きます。
横尾を過ぎると、台風21号での倒木・枝折れがたくさんあります。 槍沢ロッヂの
方々のお陰でちゃんと歩けるようになっていました、有難いですね。
紅葉は、始まったばかり… 赤の少ない時期で目を引きます。 これ何だっけ?
この枝だけ紅葉がすすんでいるナナカマドとキレイな梓川の流れ。
11:05 のんびり歩いてもこの時間に着いてしまった… 2階の2段ベットの部屋は
イマイチ… でも同部屋の方々とのお喋りは楽しかったぁ。
ロッヂ前から槍ヶ岳が見えるけど、5分ほど登って槍見岩までお散歩。
岩に登ると小さく槍の穂先が見え、しばらくボーっと座ってました(笑)
2日目
横尾から来る友人と槍沢ロッヂで待ち合わせ、1/3一人旅。 ロッヂ前の望遠鏡からは
登ってる人も見える! 7:30槍ヶ岳に向かいます。
1時間沢沿いをゆるゆる登ったところ、水俣乗越手前。 流れが随分小さくなった。
何と、枯れたシシウドにキアゲハの幼虫!! ここの厳しい環境で冬越しですね。
春には、元気に舞ってね。
ガイドブックの写真みたいな青空、修正しなくてもホントにキレイなんだぁ… と、
関心する。
振り返ると、蝶ヶ岳。 随分登って来たと、実感。
大喰岳の稜線、歩いてみたいねぇ。
グリーンバンドに来ると、やっと槍ヶ岳が!! ここからずっと励まされる。
播隆窟、登山道もない頃の厳しい修行… 現代人にも必要なんじゃないかな(笑)
この辺り初夏は、お花畑かな。
少し雲があった方がイイな、と思う位の青空が続く。
右下に殺生ヒュッテ、その上の赤い屋根は、ヒュッテ大槍。
常念乗越には、常念小屋が見える… 絶対キツイ常念岳…
12:45 槍ヶ岳山荘到着!!
キツかったけど、実は意外と身体は軽かった…ホント(笑)
山荘受付済ませ、槍の穂先を目指す! 今まで思ったことなかったけど、自分が
ここ登ってる写真が欲しい! 後ろにいたオジサマにお願いすれば良かったな⤵
13:35山頂です!! 空いていたので20分くらいでした。
ときどき雲が流れてきます。
写真撮影でかなりこの場所を独占してました(笑)
いつまでも居られないので、下りましょう。 約20分滞在してました。
下山が怖いと言うけど、怖がってるともっと怖い…と思います。 短い手足を駆使し
慎重に。
14:19 穂先下山終了。
17時の夕食後は、素晴らしい夕焼けでした。 遠く浮かんでいるのは、白山。
手前のシルエットは、笠ヶ岳。
テント場の奥に続く大喰岳、その右奥から、乗鞍岳、焼岳。
オニイサンが、カッコイイので撮らせてもらいました。
夕陽に染まる穂先
西鎌尾根方面へ少し下りると、小槍がデカい!
部屋の窓から穂先が見え、星空を眺め、記念すべき一日が終わりました。
3日目
雲は高く、双六岳方面キレイでした。
6:30上高地に向け出発です。 3日目の天気次第で槍平小屋から新穂高温泉に下る
予定でしたが、午後には☂予報のため上高地に下山しました。
前日と違って真っ白な空。 それ程寒くなかったけど、ときどき雪?みたいのが
落ちてきました。
気のせいかな、日ごとに紅葉しているような…
ゴゼンタチバナの葉も赤くなってきた。
前日あんなに時間かけて登ったのに、下山は早い…
9:20槍沢ロッヂ到着。 最後のお別れです(笑)
ここからが、下山のツライ所… 上高地までの4時間越え… 14:00前に到着。
15:00のさわやか信州号のチケットを買い、少し休む時間がありました。
バスでは、お隣のオネエサンとの山の話が楽しく、後ろの席には槍沢ロッヂで同部屋の
方々がいたり、思い出深い山行になりました。
名高い山には、行くもんだ! 魅力があるから人が集まる…と、改めて思う。
次は、10月紅葉登山、どこへ行きましょう。